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2017年度会議参加者の声

2017年度日中青年会議参加者の声を紹介させていただきます。(掲載学年は会議時の学年です。)敬称略

​ 現代の政治において、日中関係というのはあまり良いものではありません。実際に日中青年会議のプログラムの一つとして香港の街で日本人、中国人、香港人で現地フリーハグをしていた時に日本人だからと侮辱的な言葉を直接投げつけられることもありました。しかしそのような人は一部でしか過ぎず多くが笑顔でハグをしてくださいました。また、罵声を浴びせた中国人に対して中国人メンバーの男の子が「こんなにも大切な日本人の友達に対してこんな経験をさせてしまったことが申し訳ないし、自分の国に恥ずかしさを感じた」と言って涙を流す場面もありました。

 そんな複雑な日中間の問題がある一方で、私がこの日中青年会議で出会った香港・中国・日本の人々は、全員、生涯においてかけがえのない心から大切にしたいと思う人達です。たった7日間で本当にお互いを完璧に理解できたのかと聞かれれば、そうだとは言い切れません。しかし私達は国としての文化のみならず、一人の人間としてそれぞれが大切にしている価値観というものを気づかぬうちに共有し、お互いにそれを尊重し合いました。

 未だ私の中で「平和」が何なのか、またそのために何をするべきなのか、明確な答えは出せていません。しかし少なくとも、様々な文化の国が集まるこの世界で平和を築き上げるには、まずは国籍の前に、自らの目で互いを見た上で、私達が個性を持った一人一人の人間であるということをお互いに認識し尊重することが必要だと強く強く思います。

大川さくら

 一週間という期間自体は決して長い時間ではなかったが、参加者皆がみな充実した時間を過ごせたと信じている。

 それと同時に、「こうしとけばよかった、ああしとけばよかった。」という感想を聞くことが多かった気がする。 

 まず、日本以外から中国や香港などの地域から参加していた人たちには圧倒されっぱなし。に最初はなりかけていた。彼らは厳しい選考をくぐり抜けてきただけあって日中関係に関する知識も豊富で英語も堪能だった。1日目はそういう印象で終わってしまったが2日目からは自分たちも選ばれた日本代表であるという自覚と責任感が芽生えたおかげで各個人が、英語力や背景知識の不足に悩まされながら積極的に行動しはじめてようやく日中青年会議の本質、つまり相互理解の形成に浸ることができたと思う。​

 会議の中心となるアクティビティは、『平和』に関連したメディアリテラシーや歴史認識の問題などを、議論を通して有意義な時間になった。それと同時にそれを一年もかけて作り上げてきたオーガナイザーを強く尊敬した。

  更に、会議後の夜中でも日に日に消灯時間が遅くなるほど議論は熱く行われ続け、いい意味で非日常を体験でき、後から振り返るととても感慨深い。

  高三という時期に参加した僕にとって、受験に対してマイナスにもなりかねない一週間という時間でその不安を消し去るほどの経験を積めて感謝するとともに多くの人に参加を呼びかけたいと思う。

菊川樹

 2017年度の日中青年会議に参加した中3です。僕にとって日中青年会議はかなりハイレベルなものになりました。

 僕にとっての海外経験は小学一年生の時に、シンガポールに一年間いたことだけです。しかし、会議への参加者はその多くが、幼稚園の頃から海外にいたような人ばかりでした。まるで、ネイティブのアメリカ人に囲まれているようでした。当然、会議も自分からしたら、かなりハイレベルなものになりました。

 しかし、ハイレベルというのは、英語のレベルのことについてではありません。どちらかというと、「発言する姿勢」のレベルに差を感じました。意外と英語力の差は、インストラクチャーの方々が手伝ってくれるのであまり問題がないのです。

 日本の教育では、発言することは、あまり重視されません。そのため、日本の教育にどっぷりと浸かってきた僕にとって、それぞれがみんなの前で率先して発言する日中青年会議にはなかなか慣れませんでした。特に最初の方は、強いストレスを感じました。

 しかし、僕は会議は自分にとって有意義な経験だったと思っています。同じ東洋人で、母国語が英語でない人たちだという点で、自分とは同じの参加者たちが、自分とは違った世界にいることを知って、その世界に興味を持つようになりました。それと同時に、自分なりの目標も持つことができました。

 実は、僕は2018年の夏から年間留学する予定です。僕は留学で自分の日中青年会議でできた目標を達成できればと思っています。

 留学する前に、日中青年会議に参加したことで、自分の目標ができてよかったと思います。

下山昴

私は国際交流に興味があり、その中でも特に日中関係に関心を持っていました。そんな私にとってUWC香港校での7日間は、毎日が大変刺激的でした。特に印象に残っている出来事は、ある夜、遅くまで、中国・日本の友人と日中問題について真剣に語り合ったことです。日中問題について、日本での報道、中国での報道が、それぞれ大きく異なっていることがわかりました。その際、お互いに冷静に話し合ったことで、感情的になってしまうことはありませんでした。この経験から、私は、日本人、中国人としてではなく、1人の人間として対話することで、お互いの理解を深められるということがわかりました。日中青年会議の様々なアクティビティを通して、私は、若い世代が、日中関係をより深く理解し、互いに解決策を模索することの重要性を感じました。今は、国を、全体を、一気に変えようなどと思わず、一人一人が少しずつ平和の輪を広げていくことが大切だと感じています。国籍を超えて同世代間での他愛もない会話もたくさんしましたが、真面目に議論する時には、真剣に取り組んだ7日間。密度の濃い充実した時間は、あっという間に過ぎ去りました。

平和への道のりは、平坦ではありません。複雑で、難解だと思います。しかし、解決の方法は、ゼロではないこともわかりました。オーガナイザーの皆さん、日中青年会議で出会えた友人たち、感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

茶田深咲

会議参加前は、中国のことを遠い国だと思っていました。日本とは違う政治制度で国が情報統制をしている.....しかし、日中青年会議では、中国の中高生も音楽や芸能人などの話で盛り上がる、自分と何一つ変わらない若者だったことに気づきました。そう気づいた瞬間、中国という国がとても身近なものとなりました。

私の周りにあふれている日中関係の報道には偏見も含まれているため、悪いイメージを持ってしまいがちです。私も知らぬ間にメディアを通じて自分の中に様々な偏見が出来上がっており、中国人に対する悪い感情を多少は持っていました。しかし、実際に彼らと話してみると優しくてフレンドリーで真面目な人たちばかりで、私の中にあった偏見が一気に取り除かれました。私たちは同じアジア人として似ている考え方も多かったです。両国が協力し合えばとても良いものが出来上がることを確信しました。この会議で再確認した平和の大切さを多くの人に発信していきたいです。

この会議を企画運営していたのは、私とあまり歳の変わらない学生たちでした。私もオーガナイザーとして日中青年会議の運営に参加するという新しい夢が出来ました。そのために、もっと日中関係について知識を深め、しっかりとした意見を持ちたいと思います。意識の高い仲間たちと出会い、中身の濃い会議に参加できたこの夏は、私にとって史上最高の夏でした。この会議をきっかけに、日本と中国の架け橋となる存在になろうと強く決心しました。

中島唯衣

   SJYC has been one of the most fruitful events I ever had in my life. I was overwhelmed with all of the activities that were planned for us and enjoyed every moment of this conference. As a returnee from Hong Kong, this conference hit close to home and I was able to personally relate to the topics that we discussed throughout the week.  
 My highlight of this conference was definitely the Final Event. I especially enjoyed the morning portion of this event as we were able to split into different teams and debate controversial issues regarding Sino-Japanese relations. Through this event, we were able to experience that peace is indeed difficult to achieve, but it is not impossible. Even though we were unable to create a resolution that satisfied all parties, we made progress throughout the day.  
 The camaraderie was also worth the trip. Most of my other fellow participants were outgoing and we were able to bond throughout the week. We were all open minded so I was able to discuss controversial issues openly with multiple participants during our free time. All of us had different backgrounds so it was enjoyable to banter with one another. Although we were from different regions, we still found something in common with one another and bonded through these similarities.  

   All in all, this conference has been a memorable event. I feel blessed that I was able to be a part of it and grateful towards everybody that made this a success. Even though we are now apart, everybody would continue to be in a precious part of my heart. Best of luck! 

長谷川ななみ

不可能に果敢に飛び込む、毎日がその連続でした。中でも印象的だったのは'Peace Initiative'です。校舎を飛び出し、グループで考えたアクションを行うものでした。私たちのアイデアは平和から連想したものを付箋で貼ってもらうものでした。しかし、出会った10代、20代以外の香港の人々は英語を話したがらず、全員が声かけにを拒否しました。香港の子が話しかけると、難なく応じ、グループで「彼らに任せよう」という空気になり、私たちはただ後ろについていくだけでした。腑に落ちずにいると、1つの単純なことに気付きました。それは、「香港の参加者との違いは『広東語が話せるか否か』」ということです。「それなら広東語が話せれば解決じゃないか」私はそう思い、広東語の簡単な挨拶を習い、現地の人に試みました。すると、今までの反応とは相反し、足を止めてくれました。

どんなに不可能に見えても、単純な行動でそれは可能になる。強くそれを感じました。

正直、多くのことに怖気付き、何度も情熱を失いました。今の自分がもう一度参加できるなら、もっといい結果が得られたと思います。しかし、今の自分は本当にSJYCのおかげです。完璧な人ばかりが集められるわけではありません。不完全だからこそ、得られる学びがありました。本気で挑戦しても誰にも笑われない、自分が持てる情熱を必ずSJYCは受け止めてくれます。だからこそ不完全でもありのままで問題にぶつかれました。

全てのオーガナイザー、参加者に感謝します。ありがとうございました。

日俣千樹

「SJYC!パンパン!(2拍手)」この懐かしい掛け声が、会議がおわり3ヶ月近くが経った今でも、時々頭の中に響き渡ることがある。そしてそのたび、あの素晴らしかった一週間を思い出す。

僕が日中青年会議に参加した理由は大きく3つ、個人的な問題から昔から日中関係に興味があったことと、自分そして日本を客観視するため、UWCの教育に興味があったからだ。

そして経験した一週間では、文字では伝えきれないほどの素晴らしい経験、出会いがあった。

Dayroomで毎晩皆で円になって議論したこと、2人で踊ったライオンダンス、人間的に尊敬する一個下とは思えないルームメイトとの出会い、参加者から学んだ諦めない姿勢、廊下で日中関係をよくするために話し合ったこと、夜中まで日本と中国の恋話をしたこと、改めて知った日本と中国の教育の違い、大好きなバディグループのみんな、そして涙の出るほど悲しい別れ…その中でも一番心に残ったエピソードがある。

6日目のPeace Initiative というセッションで、香港の街でフリーハグやバスキン(路上ライブ)を開き、平和を広める活動をしていた。その最中皆で歌を歌っていた時、手をたたき笑顔で聞いてくれていた男性がいた。しかし、そのおじさんが僕らの持っているボードに日本の国旗があるのを見つけた途端、急に日本の悪口を言いだし、僕たちはその場を離れざるを得なくなってしまった。僕はその時、世界には色々な考えの人がいるのだからしょうがない、とあくまで楽観的に思っていた。

そのあと少しして、僕にとってSJYCの中で一番の出来事が起こった。

参加者の1人に、普段はとても静かで、あまり感情を表に出さないような子がいたのだが、その彼が泣き出してしまうことがあった。そしてそれがもう一人の子にも広がり、皆に伝播して僕まで泣きそうになった。僕はそこまで日本のことを思ってくれた彼の優しさに強く感動し、その時、いつか日中お互いが信頼し合える日が来ることを本当に、強く切望した。また、思うだけではなく、僕たち一人一人が小さな行動を起こすことで、日中お互いに少しずつ理解しあうきっかけになると思った。

"How can there be a peace without people understanding each other,and how can this be if they don't know each other?"

余田蒼

私が香港で過ごした日々は、毎日が本当に刺激にあふれていて、私にとって唯一無二の日々となりました。その中で、特に私が感じたことを今回書かせていただきます。

まず、「中国」とだけ聞くと、どうしても尖閣諸島問題や歴史認識問題、靖国神社問題などが目立ちがちになり、中国人はみんな日本の事をよく思っていないのではと思いがちではないでしょうか。私も実際そうで、参加当日までどうやって中国や香港からの参加者たちと話そうかと本気で悩んでいました笑。でも、私が香港で会った人たちは、みんな本当に活発で面白くて、私たちと少し海を隔てただけで何も変わらなかったんです。それに気が付いた時に、私は自分の中にあった「偏見」がきれいに吹き飛んでいくのを感じました。住んでいるところなど関係なく、みんなで昼夜を共にし、時には思いっきりふざけ、時には真剣に議論することで、最後には一つの大きなファミリーのようになるのです。会議内ではさまざまなセッションと呼ばれるクラスがあります。中には、本当にハードで頭を抱えざるを得ないようなものも出てくるかもしれません。しかし、それらを超えることによって、このような素晴らしい経験へとなるのだと思います。

もしも、日中青年会議に挑戦してみようか検討している方がいらっしゃったら、私はチャレンジすることをとても強くお勧めします。きっと、あなたの中の偏見が一瞬で吹き飛んで、新しい世界が見えるはずです。

渡部葵

私は、以前から日中問題に関心がありましたが、周囲に日中問題に関心がある人が少なかったことや、同世代の中国香港の人とお話しする機会がなかったことから、日中青年会議に参加しました。

日中青年会議という場は、私がいつも学んでいる環境とは全く異なるものでした。誰もが、受信者、発信者のどちらにもなることが出来る場だと思います。私は、自分の考えを積極的に発言することに慣れていなかったため、会議の最初は相手の意見に耳を傾けることに精いっぱいでした。また、議論の際に、一つ一つの話題に対して積極的に意見を述べる仲間が多い中、私は皆の言ったことを通して疑問に思ったことや意見を何とか伝えるという姿勢で臨んでいました。この様な姿勢で話し合いに臨む自分は、他の参加者より熱くなりにくいのではないかと不安になることが多くありました。しかし、会議の最後にあるオーガナイザーの方が「そのような姿勢で話し合いに臨む人が少ないということは、それはむしろあなたの長所ではないのか」と言ってくださりました。この言葉をいただいたことで会議中に抱いていた自分への大きな不安がすっと無くなった気がします。

日中青年会議では日本・中国本土・香港の文化の違いを感じることが多くありました。しかし、それ以上に感じたことは、私たちは同じようなことを考えていることも多いのだということです。自由時間にした何気ない会話も印象的です。

この会議を通して得たことは多くありますがこれからの活動に活かしていこうと思います。

S.M.

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